介護現場のニーズリスト在宅高齢者の状況把握、情報共有、自立支援

場面

見守り,コミュニケーション,記録・情報共有

場面の詳細

・被介護者:体調の急変や不測の事態が生じた時、不安や孤独を感じたり、困りごとが生じた時・介護者:被介護者宅を訪問することが難しい時、被介護者の健康状態、生活ログ、被災状況等の正確な情報を把握したい時、他の介護者や被介護者と情報を共有する時・介護者と被介護者:相互にコミュニケーションをとる時、対面が難しい状況下で可視化したい情報がある時、感染症流行期や災害時においてオンラインでの代替が可能な時

課題の持ち主

被介護者,介護者(介護職,専門職)

課題の持ち主の詳細

・被 介?護 者:独居や日中独居、高齢夫婦世帯で支援や見守りを要する高齢者・介護者(家族) :別居または同居でも日中仕事で留守にする家族・介護者(専門職):在宅の被介護者に関わる介護支援専門員、訪問看護師、ヘルパー、介護福祉士、他

課題の具体的内容

【経緯・理由】COVID-19流行期に地域包括ケアシステムが機能不全に陥り、介護サービスを一時的に提供できなかった点に着目した。いかなる状況でも介護サービスを継続的に提供するため、他の業界ではすでに積極的に取り入れられているセンシング技術やIoT技術等、介護分野にも新しい技術を取り入れる必要がある。
【介護者の課題】①感染症流行や災害発生、多忙によりタイムリーな訪問や被介護者の情報の把握が困難 ②他の専門職、被介護者とのより正確な情報の把握・共有、それら情報の利活用が困難
【被介護者(在宅高齢者)への影響】③訪問、通所、短期入所サービス等の中断により従来の自立生活継続困難 ④対面交流や外出機会などの減少による社会的孤立

担当者

マッチングサポーター
【シーズ】中後 大輔(関西学院大学 工学部 知能・機械工学課程 教授)

備考

「令和3年度介護ロボットの開発・普及・実証のプラットフォーム事業 ニーズ・シーズマッチング支援事業」(厚生労働省)ニーズリストより抜粋

写真・動画等

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