介護現場のニーズリスト急に席から立ち上がる転倒リスクの高い利用者を常に見守る精神的負担

場面

食事,生活動作,見守り

場面の詳細

日中時間帯に利用者を見守りを行う場面

課題の持ち主

介護者(介護職,専門職)

課題の持ち主の詳細

施設系および通所系サービスにおいて日中時間、利用者を集団見守りをしている介護職員

課題の具体的内容

日中時間帯、フロアー(談話室など)で集団見守りをしている際に利用者(ふらつき・転倒の危険性/認知症状あり)が「トイレに行きたい」または「何か気になることがあった」として急に席から立ち上がる場合がある。転倒の危険性があるのですぐに声掛け駆けつけなければならない。日頃から「トイレや気になることがあったら声を掛けてください」とは伝えてはいるものの、認知症状の影響などもあり理解はされていない。
最終的には転倒の危険性を回避するため、他の業務もしながら常に見守っていなければならず、介護職員は緊張感などの大きな精神的負担を感じている。
一方、常に転倒リスクのある利用者を見守っていなければいけないため、本来行わなければいけない業務の効率の低下も招いている。

対策・工夫・道具・使っている機器やその課題

・見守り対象者には常に職員の近くに座ってもらう又は職員が近くに座るなどの見守りルールを設ける。
・出勤人数が少ない場合や他の優先業務のためにフロアーを離れる時には施設長など他の職員にその時間だけヘルプに来てもらい対応している。

担当者

マッチングサポーター
大内英之(埼玉県社会福祉協議会介護ロボットアドバイザー、埼玉相談窓口業務アドバイザー兼マッチングサポーター)

キーワード

見守り、職員の精神的負担

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