介護現場のニーズリストストーマの排便貯留量の把握 -自己管理能力の低下したオストメイト支援のために-

場面

排泄,記録・情報共有,その他

場面の詳細

課題が生じる場面:③排泄支援、⑥介護業務支援、⑦その他(看護業務支援)場所:すべての場所(施設/在宅/屋内/屋外)支援内容(処理支援、誘導支援):当事者のストーマパウチ交換支援、支援者への通知時間帯:24時間

課題の持ち主

被介護者,介護者(家族),介護者(介護職,専門職)

課題の持ち主の詳細

ストーマ利用者およびその家族、および看護師や介護者等の支援者

課題の具体的内容

・課題の対象者は、オストメイト当事者、家族及びすべての支援者(看護師、介護士等)である
・オストメイトは定期的な便出し作業を本人か介護者が行う必要がある。しかしながら、何らかの理由で便出し作業を忘れたり、体調不良等で水様便や排ガスが多いとパウチ内圧が高まり、面板(皮膚装着部)から便が漏れることがある。便が漏れた場合は、衣服の汚染、面板付着部の皮膚トラブル、ニオイや汚れによる自尊心やQOL の低下、これらに伴う看護負担・介護負担の増加など、多大な影響を及ぼす。さらに人工肛門造設直後は引きこもりがちになるなど、心身機能の低下を助長させている状況である
・具体的な便漏れトラブルによる被害としては、夜間の便漏れに伴う緊急訪問看護、パウチの自己負担の増加、施設入所者は衣服の着脱介助や清拭や入浴等の介護負担増加があり、医療保険および介護保険ベースでは一回当たり1万円以上の負担増加につながる場合もある

担当者

マッチングサポーター
【ニーズ】長尾 哲男、【シーズ】米田 郁夫(特定非営利活動法人 結人の紬 副理事長)

キーワード

新型コロナ対応、LIFE対応、生産性向上、在宅支援

備考

「令和3年度介護ロボットの開発・普及・実証のプラットフォーム事業 ニーズ・シーズマッチング支援事業」(厚生労働省)ニーズリストより抜粋

写真・動画等

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