介護現場のニーズリスト表出が微小な人の意図を汲み取ることが困難

場面

コミュニケーション

場面の詳細

寝たきり、介護度の高い方で意志の表出が小さい方との意思疎通場面

課題の持ち主

被介護者、介護者(介護職、専門職)、介護者(家族)

課題の持ち主の詳細

(認知能力の低下を伴い)寝たきり介護度の高い方とのコミュニケーション

課題の具体的内容

(認知能力の低下を伴い)寝たきり、介護度の高い方で意志の表出が小さい方の介護で、意図を汲み取ることが困難なコミュニケーションがある。
表情、身体動作や発声などを総合的に観察し、時間をかけることで介護者が意図を汲み取ることが可能な場合も多くあるし、一人に割り当てられた時間の都合などもあり訴え意図を理解できないこともある。介護者・被介護者お互いジレンマを感じる。
時期の差、介護者の経験の差にもよるし、被介護者と介護者の関わり具合による差もあり、関係の浅い場合にはミスコミュニケーションが増す。

対策・工夫・道具・使っている機器やその課題

声や息を聞き取る。表情を観察する。身体の緊張具合から観察する。
お水ですか、お茶ですか?などと候補を挙げて当てる。
介護者の引き継ぎなどで推定精度を増す。

担当者

マッチングサポーター
鈴木光久(名古屋市総合リハビリテーションセンター、長寿研相談窓口業務アドバイザー 兼 マッチングサポーター)

キーワード

意図推定、コミュニケーション、表出、寝たきり

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