介護現場のニーズリスト不安・不穏を繰り返す方のコミュニケーション
場面
移動(屋内)、生活動作、見守り、コミュニケーション
場面の詳細
ケアハウス、住宅型有料老人ホームなどで、せん妄の症状がしばしば出る方の、不安・不穏な状態のコミュニケーション場面
課題の持ち主
介護者(介護職、専門職)、介護者(家族)
課題の持ち主の詳細
介護度の低い方、MCI、認知能力の低下がみられる、不穏を定期的に繰り返す、せん妄、まだら認知症、意識の障害、妄想など不安定な方の介護者
課題の具体的内容
穏やかに過ごす時と、不安・不穏となっている時を繰り返す方で、現在がせん妄症状が出かけているかが、表情態度を人の目では分別しづらい。
その為、介護者のオペレーション、誘導などが、不穏の状態に合致すると拒否などのトラブル・困難状況につながる。
経験や関係性の積み重ねや、個々の対応方法のパターンを見つけ出すまでに、トラブル・困難状況を幾度か繰り返すため、信頼を損うなどロスがある。
生活動作、表情や歩き方、見守りなどから不穏予測やご機嫌推定(感情推定)ができると、経験にとらわれないより良い介護対応ができる。
その為、介護者のオペレーション、誘導などが、不穏の状態に合致すると拒否などのトラブル・困難状況につながる。
経験や関係性の積み重ねや、個々の対応方法のパターンを見つけ出すまでに、トラブル・困難状況を幾度か繰り返すため、信頼を損うなどロスがある。
生活動作、表情や歩き方、見守りなどから不穏予測やご機嫌推定(感情推定)ができると、経験にとらわれないより良い介護対応ができる。
対策・工夫・道具・使っている機器やその課題
個々の被介護者の不穏パターン・対応パターンを介護者で共有する(申し送り)。
表情や態度で違いがわかる場合もあるが、経験や関係が浅いと分かりにくい。
表情や態度で違いがわかる場合もあるが、経験や関係が浅いと分かりにくい。
担当者
マッチングサポーター
鈴木光久(名古屋市総合リハビリテーションセンター、長寿研相談窓口業務アドバイザー 兼 マッチングサポーター)
キーワード
MCI、せん妄、不穏、コミュニケーション、感情推定